CRXプロジェクトは、「オフィス機器も、自動車やオーディオ製品のように、メーカーが異なっても誰もが同じように操作できるべきだ」との共通の認識をもったキヤノン、リコー、富士ゼロックス、セイコーエプソンのオフィス機器メーカー4社が、企業の壁を越えて、ユーザーの立場に立った使い易さを探求し、互いにユーザーインターフェースデザインの整合化を推進しようという活動です。その活動の主旨をCRX(Collaboration for Research and Exchange)の頭文字にまとめました。
活動は、1995年から複写機の操作を中心に、キヤノン、リコー、富士ゼロックスの3社でスタートしました。その後、2000年に活動の主旨に賛同したセイコーエプソンがさらに活動に加わり、複写機・複合機、プリンタ、スキャナーへと対象の製品範囲が広がってきました。

活動の当初は、それまでに各社が構築してきたユーザーインターフェースのデザインやそのルールなどをベースとして整合化案を検討し、それを「CRX Project User Interface Design Guidelines」にまとめて共有化することに活動の主眼が置かれてきました。

最近はそれまでの活動に加え、ユニバーサルデザインなど新たな課題に対して協働でコンセプトを探り、具現化を試みるといったユーザーインターフェースデザインの新たな価値創造にウェイトが置かれるようになってきています。

CRXプロジェクトは、ユーザーの利便性をさらに業界全体へと広げて行くため、活動の成果を学会や関連工業会、そしてこのWebサイトを通してオープンにしています。
今後も活動の成果をタイムリーに公開して行きますので、ご期待ください。

CRX各社担当部長集合写真
CRX各社担当部門長
酒井 正明(キヤノン)、小島 文代(リコー)、木暮 毅夫(富士ゼロックス)、前野 久登(セイコーエプソン)
これからの成果にもご期待ください
ユニバーサルデザインの原点でもあるCRXプロジェクトは、活動の結果が製品の中に実りつつあります。また、各社の社内にもCRX効果が現われ、さらに、海外からも関心をもたれ始めています。
たいへん喜ばしいことにCRX四社がお互いに信頼しあい、積極的に活動を進めることができ、また一方で、よきライバルとして競い合っていくという理想的な関係を築きつつあります。
今後の活動にもどうぞご期待ください。

CRX Project